2008年10月16日

神保町シアター『昭和の庶民史・久松静児の世界』

昭和の庶民史・久松静児の世界
『警察日記』、『南の島に雪が降る』など人情喜劇やホームドラマに定評があった久松静児監督の『女囚と共に』、『早乙女家の娘たち』を鑑賞。

森繁がちょっと苦手なので『喜劇・~』関係など観てないのだけど、ぜひとも『女の暦』や『安宅家の人々』とかDVD化をしてもらいたいといつも思っている好きな監督の一人だ。

この久松静児も庶民派の職人監督という意味では成瀬巳喜男と似たものがあるが、成瀬は人生というものを女性と男性の因果をクールな眼差しで見つめているのに対して、久松には情感溢れるペーソスが流れていて、温かい眼差しがある。そういう意味では両監督は似て非なる存在だけど、どちらも映画会社からの要請にキッチリと応えつつも自身の作家性をキッチリ守った手腕は本当に素晴らしい。

2008年10月14日

BankART Life2「心ある機械たち」

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現在開催中の『横浜トリエンナーレ2008』に併せてBankART1929で公開されている「BankART LifeII」を観てきた。

かねてから観たいと思っていたヤノベケンジ氏のViva Riva Project - Standa -が生で観れただけで充分満足なのだが、牛島達冶、今村源、等々、多数アーティストによる“心ある機械たち”作品もユニークさと温かみを兼ね備えた作品ばかりでどれもジぃーっと時間を忘れて見入ってしまう。

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このViva Riva Project - Standa -はランダムに動き出すのでタイミングよく観れる人もいれば、待ってても動かないので諦めてしまう人も多々いた。(動き出す間隔は一定ではない)私は運よく何回か観る事が出来たが…

その時の様子をデジカメのムービーモードで撮影した動画をYouTubeにアップしたので公開してみたが、人は横切るし、ムービーモードの時間枠に一連のモーションが収まらずちょっと尻切れっぽいのはご愛嬌という事で(苦笑)

2008年10月10日

「巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡」

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「巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡」を観に六本木の国立新美術館へ行った。

国立新美術館に入るのは初めてだったが、招待だったので美術館の休館日に混雑に悩まされる事無く、自分のペースで鑑賞できた。おそらく普段だったらピカソ展も国立新美術館も混雑と無縁という事は有り得なかっただろう。まぁ、もちろん招待客がそれなりに大勢いたのでガラガラってワケではないのだが。

ピカソ展というと30年くらい前に親と観に行った。と言う、微かな記憶と、その時の図録をその後に何度も眺めたという事しか覚えていないのだが、今回の回顧展はその時とはまた違う作品が数多く来ていたのでとても新鮮だしブロンズの彫刻は個人的には絵の方よりも好きなので、それらを鑑賞出来たのも刺激的だった。

2008年10月09日

映画『アキレスと亀』

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たけしの映画を劇場で観るのは「座頭市」以来となるが“売れない画家の話”になると知った時から観たいと思っていた。世間では今回も相変わらずの賛否両論の評判らしいが、それはいつもの事で北野映画にはお約束の様なものだし、それに「TAKESHIS'」や「監督・ばんざい!」の世評に比べれば遥かにマシだろう、ヴェネチア効果もあって。

「座頭市」は請負仕事だし、鑑賞直後は結構良いと思った「BROTHER」も久しぶりにDVD引っ張り出して観たけど「こんなんだったかなぁ~?」の二時間強だった。画面のスカスカした感じ(たけしの映画の特徴と言えば特徴だけど)が平板な物語を更に退屈なものにしているし、ガン・アクションもVシネじみていてチャチ。主人公が日本を離れるまでは結構いいんだけど、アメリカに舞台が移ってからはまるっきりダメで日本人がアメリカで撮影していますって空気がそのまんま画面にも映っている。鑑賞した公開時も「ああ、たけしでもやっぱこの空気が出ちゃうんだな…」と思ったもんな。
まぁ、よくよく思い出してみれば、この映画は山本耀司の衣装が好きで観ただけと言った不純な動機が多分にあったワケだから耀司だけ堪能出来れば充分ではあったんだけど(苦笑)

ま、それはさておき、

「アキレスと亀」はここ数年の北野映画の中では一番の作品なのは間違いない。

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2008年10月05日

アサイー飲んで元気百倍!?

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かれこれアサイーを飲み始めて二週間近く経つ。私は根が疑り深いのと裏腹に単純な楽天家でもあるので、飲む度に「効いている、効いている」と思いながら飲んでいる。そのせいからか、元々、良い通じがますます良くなってきている気がするし、疲れにくくなっている感じもある。眼精疲労などエトセトラ…

アサイーの見た目は紫でいかにも南米のフルーツっといった印象があるが、味は意外にも淡白で飲み易い。もっともそれだけでは味気ないのでバナナなどを一緒にしてミックスジュースにしたり豆乳と混ぜたりと色々工夫して飲んでいる人も多いらしい。まぁ、私はオーソドックスに牛乳だけをアサイーとミックスして飲んでいる。

2008年10月04日

『名匠 成瀬巳喜男の世界へ』

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新文芸坐で開催中の「名匠成瀬巳喜男の世界へ」で『女の座』『女の歴史』の2本を鑑賞。
『女の座』は以前に観ていたのだが、今回が初めてだった『女の歴史』が結構、重苦しい内容だったので『女の座』もついでに鑑賞。
成瀬の作品は内容もタイトルも似通ったものが多いので、つい「いつか見た話」みたいな感じで結構、頭の中がゴッチャになりがちだけど、安心してみていられる繋ぎの上手さとセンスの良さがたまらない。黒澤の一度観たら忘れられない“強烈なショット”や小津の“完璧な構図”の様に見ていて印象的なシーンというものはフィルムから感じる事はあまりないが、観終わった後に込み上げてくる余韻というのはジワァ~と長くて続く。
やっぱ、成瀬の方が小津より女性を見つめる視線が冷めている分洗練されているし、描くのも上手いので好きだな、なんちゃってじゃなく本物の江戸っ子の粋を感じさせてくれる監督って感じがして。

久しぶりに『稲妻』でも観ようかな。

2008年10月02日

登録カード…このカードは不明です! えぇ~?!

印鑑証明が久しぶりに必要になり先日、印鑑登録カードを持って某区役所へ行った。そこの区役所は居住区の区役所ではないのだが、場所柄立ち寄り易い区役所なので以前もそこで印鑑証明を取っていたし、今回もその区役所で取るつもりだった。
そしていつものように申請書に必要事項を記入し印紙を貼って登録カードと一緒に受付へ提出。番号札を持って待って5分後、番号が掲示され窓口に行ってみると。

窓口 「すいません、このカードは不明です」

私  「え?」

窓口 「えっと、このカードはもう無効になっているのですが…」

私  「えぇ?、じゃ、じゃあ、カードを間違えたかもしれません、出直します」

窓口 「あ、そうですか、それじゃあ、このカードはコチラで処理しておきましょうか?」

私  「あ、いや、一応こちらで持っておきます」

まったく予想だにしてない出来事だったので気が動転した私は事情がイマイチ飲み込めず、印鑑登録カードが私の知らないところで勝手に不明になったりする事ってありえるのか!?などと困惑しながら、とりあえず、居住区の区役所へ行こうと考えた。(最後に印鑑登録カードを持ち出したのは約2年前だし、その時はまったく問題なかった)

居住区の区役所に到着し、窓口で早速、事情を説明した。

窓口 「ちょっとカードよろしいですか?」

私  「どうぞ」

キャッシャーのようなカードリーダーにカードを通す窓口係り

窓口 「ああ、確かに無効ですね、一度、県外に転居したりされましたか?」

私  「いいえ」

窓口 「う~ん…ひょっとすると誰か他の人とすり替わってしまったのかもしれませんね」

私  「そんな事あります??」

有り得るとしたら以前、印鑑証明を取った時の区役所で窓口係のミスしか有り得ない!という事は約2年も私は他人のカードを知らずに保管していたという事か…マヌケだ…
まぁ、でもそれも無理もない事だろう。印鑑登録証明カードには名前はクレジットカードやキャッシュカードの様に記入されてないし、記入出来ない。かといって登録番号を暗記しているやつなんてまずいないのが普通だろうし、窓口係りに「ハイ」と渡されればそれに疑問なぞもたいない。

窓口 「とりあえず、免許証か保険証お持ちですか?あと印鑑も」

私  「ええ、免許証あります、幸い今、印鑑も持っています」

窓口 「それでは、紛失ということで再発行しちゃいましょう」

と、いう事で再発行してもらい、無事、印鑑証明も取ってきたのだが、なんとも馬鹿げた出来事だった。

印鑑登録カード持っている方、気をつけて下さい。