2007年12月31日

よいお年を

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2007年も終わりです。遊びに来てくださったみなさん、ありがとうございました。

2007年12月27日

映画『赤い鯨と白い蛇』と香川京子さん

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映画『赤い鯨と白い蛇』

香川京子さんの40数年ぶりの主演映画という事で観たが、作品の感想はというと香川さん、樹木希林 、浅田美代子、宮地真緒、坂野真理ら5世代にわたる女性の生き方を香川さん演じる主人公の戦争の記憶を軸にして~というストーリー展開の為、かえってそれぞれの女性の心の葛藤が薄くなり作品を通して伝えたかったテーマの訴求性を弱めてしまっているのが残念。いっその事、香川さん演じる主人公だけをじっくり描いても良かったではないかと思う。バランスよくそれぞれを描こうとするあまり単に淡々とした作品になってしまっている様な気がする。
たぶんこの作品のテーマを「さまざまな世代の人に“フワっと”でいいから感じてもらえればそれで良い」というような監督の控えめな意図が逆にあったのかもしれないけど。

それにしても香川さんは幾つになっても素晴らしい。好きな女優は色々いるけど、やはり最も好きな女優なのは変わらないな。 溝口、黒澤、小津、成瀬、等々、日本映画黄金期の巨匠の名作に数多く出演しているけど、久しぶりに観た溝口の『近松物語』のおさん役なんてホント何度観てもウットリしてしまう美しさだし、『東京物語』での京子役や黒澤の『天国と地獄』『悪い奴ほどよく眠る』で演じた三船敏郎の妻役なんかも決して出演シーンはそれほど多くないけどすごく良い。
個人的には黒澤の『どん底』での山田五十鈴の可哀想な妹役が一番印象的で好きだけど、お年を召してからも凛とした清潔感のある女性というイメージはまったく変わらない稀有な女優さんだ。
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2007年12月16日

なんとなく浅草寺

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 浅草に行ったついでに浅草寺へ寄り道。浅草寺にしても仲見世にしても相変わらず混雑しているのは確かだが思っていた程ではなかったので意外とスムーズに行動できたな。ホント鎌倉の混雑ぶりに比べればたいした事ないので良かった。
更に寄り道ついでにマルベル堂なんぞも覗いてみたりしたが、ほぼ20年振りくらいになるだろう昔の時と全然店内が変わってないのが良い。時間が止まったままって感じなのがなんとも心地よくて…最近は行く度に雰囲気が変わっている店も少なくないので年季の入った古いお店と言うのはとっても貴重だし変えずにいてもらいたい。

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2007年12月 9日

ヘッドライトが絞死刑と大島渚の『絞死刑』

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ああ、やっちまった…あるところで駐輪しておいたら強風で倒れていたので起こそうとしたが、起こすときに横着してガードレールとmetroに括り付けていたチェーンでググッと引張り起こしたら「コキッ!」とイヤな音がするではないか?ふと覗き込むと絡まっていたヘッドライトを支えている首が虚しくブラ~ン、もう完全に絞死刑状態で情けないお姿に…トホホ。 と、いう事でいっその事、ライトを電池式のモノに交換しようかとも思ったのだが、せっかくハブダイナモつけてるワケだから勿体ないと考え直し(電池式は電池交換が頻繁で電池代も馬鹿にならないので)壊したモノと同じライトを取り寄せで付け直した。アンティークな趣のあるヘッドライトのデザインは結構気に入っていたので、付け直した時はやはり嬉しかったが何とも無駄な出費となってしまった。

そう、絞死刑と言えば大島渚の傑作に『絞死刑』という映画があるのだけど、もう大分前に一回観たっきりなのでもう一度ちゃんと観てみたいと思っているのだが、私の通っているツタヤではレンタルされていない。「ん~DVD買えば?」という声も外野から聞えてきそうなのだが…そこまでは…あ~でも観たい。佐藤慶のナレーションが良いんだよなぁ…淡々としてて。

2007年12月 2日

『鳥獣戯画がやってきた!』展

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六本木ミッドタウン内にあるサントリー美術館で開催中の「鳥獣戯画がやってきた! ― 国宝『鳥獣人物戯画絵巻』の全貌」を鑑賞。
この「鳥獣戯画がやってきた!」の展示は前期・後期と二部構成になっていて、前期の方は行きそびれいたのでなんとか後期は観ておきたかった。
感想はどうだったかなんて、ちょっとヤボな話だけど作者不明のこの鳥獣戯画がどのような意図をもって平安時代に書かれたのか?この時代から既に猿や蛙、兎を擬人化する表現技法や社会風刺が存在するという事が驚きでもあり日本美術の奥深さである事を感じさせてくれる。小難しい美術書や古書なんて読むくらいならこの絵を観た方がよっぽど色々な事が理解出来そうだと思う。それくらい無数の情報がこの戯画に織り込まれている。そして何よりも見ているだけで単純に楽しい。
鳥獣戯画以外でも室町時代の勝絵絵巻なんか、とてもここでは書く事出来ないような事柄を描いていて思わず笑ってしまう。愉快にも程があるというか、愛すべき馬鹿な日本人とでも言うか…(笑)
まぁ、何百年経とうと遊びの本質は変わらないんだな、という事が解って男の私にはものすごい感慨深いものがあった。

図録とエコバッグ図録モダンでラグジュアリーなミッドタウン
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