2007年08月05日
映画トランスフォーマー(ネタバレ注意)

気晴らしに映画トランスフォーマーを鑑賞。
スピルバーグが製作総指揮をし、私が今最も嫌悪してやまないマイケル・ベイが監督しているのだが、要所要所のツボを心得ていて予想以上に面白い作品だった。(スピルバーグの手腕が大きいのかも)いずれにしても、マイケル・ベイの個性がいかに気にいらなくとも、監督としての才能は認めざるをえないという事か…この手のハリウッドのSF超大作モノというのは、大味なモノと相場は決まっていて、ハリウッドでそこそこキャリアのある監督ならだいたい誰でも無難に作れる製作システムになっている訳だけど、このマイケル・ベイの凄いところは、自分の美意識を手掛ける作品の中にまったく投影させずに娯楽至上主義に徹せられるところだろう。或いはそれこそが彼の美意識なのかもしれないが…まぁ、アーティストタイプではなく、往年のリチャード・ドナーのような職人タイプなのだな。
書くまでもなくストーリーは超B級の勧善懲悪モノだし、登場人物も典型的なステレオキャラのオンパレードだが、意外な出演で驚いたジョン・タトゥーロが作品にリズムを与えているし、キル・ビルのオマージュがあったりマイケル・ベイ作品のセルフ・パロディ的台詞があったりと、思ってた以上に遊んでいて驚いた。ただ、日本人の私には最初は金属生命体と称するロボットが生きている事に違和感を覚えずにはいられないのだけど、絵空事なので黙認範囲。トランスフォームする際のCGなんてかなりのモノで超時空要塞マクロスの実写版を観ているような感じがした。
- by Phantom
- at 16:26
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