2007年05月30日

歴史読本でも…

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昔はよく読んでいた新人物往来社の歴史読本。最近は本屋に行っても滅多に手に取る事がなくなっていたが、フッと別冊歴史読本『華族歴史大事典』の文字が眼に飛び込んできたので、手に取りパラパラと中身をめくって、「たまにはいいか…」となんとなく購入。
さっそく暇な時に読み始めてみると中々面白い。華族についての基礎知識が細かく丁寧に書いてあり今更ながら「ああ、なるほど、そういう事なのか~」と言う様な素朴な疑問について解説してあるし、華族の事件簿なる章もあって、数々の醜聞に塗れたお話も紹介している。そして一番楽しい特集の華族1000家全一覧だ、思い立った時にパッと調べられるのでありがたい。
そういえば私は昔からこういう“何とか一覧”とか“大事典”とかの類が好きで、子供の頃に初めて買った事典は世界の歴史人名事典だったし、別冊歴史読本関係では「幕末維新最後の藩主285人」とか「徳川将軍家血族総覧」などのタイトルを見るとついつい購入してしまったっけな。

2007年05月27日

大切なデータのバックアップは怠らずに。

お坊さんから大切な檀家さんのデータが入ったCD-RWが壊れたらしく、データの復旧を頼まれた。
まぁ、致命的な問題には至らなそうなのだが、膨大な紙資料からデジタルデータに起こしただけにこのCD-RWが飛んでしまうと大変面倒な事になるとの事…トホホ。俺はデータ復旧の仕事は受け付けてねーっての。
まぁ、8割くらいは吸い出せるので大した事はないのだけど、CD-RWを繰り返し使用するのはいけませんねぇ…

2007年05月26日

傑作選映画 『ガルシアの首』

ガルシアの首
ちょっと前にテキーラの事を書いたが、テキーラと言えばメキシコ。メキシコと言えば映画「サボテン・ブラザース」。…ではなく「ガルシアの首」だろう。「ガルシアの首」とは72年公開の映画で巨匠サム・ペキンパー監督の言わずと知れた傑作の一本。
あらすじはウィキから引用させて頂く。

メキシコの大富豪、エル・イエフェの愛娘テレサが妊娠した。エルは一向に父親の名前を言おうとしないテレサを拷問にかけ、その口から『アルフレド・ガルシア』という名前を聞き出す。彼は自分の娘を孕ませたガルシアを捕らえた者に、その生死に関わらず100万ドルの賞金を与えると宣言する。しがないピアノ弾きのベニーはどん底の暮らしから抜け出すため、情婦のエリータと共に、既に事故で死んでしまったというガルシアの遺体を求めて彼の故郷へ向かう。途中で凶悪な暴漢に遭遇するなど紆余曲折の末にようやく辿りついた故郷の街。そこの墓地でベニーは彼の遺体を掘り起こし、その首を切り取ろうとする。それも束の間、ベニーは背後から殴られて気絶する。気が付けば、エリータは無残にも殺され、首は何者かに奪われてしまっていた。愛する者を失った悲しみと怒りに打ち震え、ベニーはガルシアの首を奪い返そうと決意する…。

何度観ても理屈抜きに燃えるねぇ、この作品は。主演のウォーレン・オーツの“男の意地”がもうシビれずにはいられない。

2007年05月21日

建物探訪 -旧岩崎邸庭園 不忍池-

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台東区池之端にある旧岩崎邸庭園。
御徒町から中央通りを通り不忍池を抜けると庭園に着くのだけど正直、不忍池を通るなんて何年振りの事か。都内の私立男子高へ通っていた事もあって御徒町の宝石屋の跡取り息子や、親父が寿司屋の板前なのに魚嫌いで魚を絶対食べない亀有の友人などと遊ぶ時はたいがい有楽町か上野というパターンが多く、この不忍池付近でもよく遊んだものだが、たぶんそれ以来と言っていいかもしれない。
それにしてもボート漕いでるカップルのなんと多い事か。私の学生時代はカップルで“不忍池と井の頭恩寵公園のボートには乗るな!”というジンクスがあったが、そんなジンクスは20世紀とともにおさらばなのだろう。どちらのジンクスも立証済みの私はお節介にも心配してしまう「大丈夫か?君達」…と。
まぁ、そんな事を思いながらトコトコ歩けばアッという間にも庭園到着。

旧岩崎邸庭園は明治期を代表する岩崎家(三菱財閥)の旧宅で元越後高田藩・榊原氏の江戸屋敷の地所が明治中期に岩崎邸になり英国人建築家ジョサイア・コンドルの設計で明治29年に建築された。旧岩崎邸は木造二階建の西洋木造建築で敷地面積15,000坪で20棟以上の建物があったらしいが現在は洋館と山小屋風ビリヤード場、和館の三棟のみ現存している。その内の二棟、西洋木造建築の洋館と和館は結合しているのだけど、洋館、和館の調和が上手く図られていて生活空間として過ごし易さの追求と上流階級用の邸宅らしいあらゆる様式をふんだんに取り入れていてとても豪奢なものだ。
洋館北側東側書斎庭に面した南側イスラム風デザインタイルiwasaki07.jpgiwasaki08.jpgスイス山小屋風ビリヤード場不忍池から

2007年05月20日

HUMAN AUDIO SPONGE 高橋幸宏+坂本龍一+細野晴臣 LIVE

HUMAN AUDIO SPONGE
待ちに待ったHuman Audio Sponge [高橋幸宏+坂本龍一+細野晴臣]によるSMILE TOGETHER PROJECTのSPECIAL LIVE。会場はパシフィコ横浜国立大ホール。
座席に着くまでの間、フロアをウロウロと物販を眺めていたら信藤三雄氏を発見!お見掛けしたのは昨年の監督作品「男はソレを我慢できない」の舞台挨拶以来かな。話によると崔洋一監督など多数の著名人が来ていたらしい。それにしてもプレス関係者が多かったなぁ~。あんなにプレスがウジャウジャのライブ観るのも久しぶりだし、テレビ放送もあるらしくNHKの撮影クルーもウロウロ。
場内はサポート・メンバーの高田蓮くん、オフィス・インテンツォの権藤知彦くんと高野寛くんが現れ、すぐ後に主役の3人がステージに登場すると、もう私にはHUMAN AUDIO SPONGEではなくYMO以外の何者でもなくなってしまった、感無量だ。92年のYMO再生IN東京ドームのチケットを取れなくて悲しかったあの時から早15年…しかも横浜でこの3人を拝めようとは…
メインMCの幸宏氏が「このメンツでメインのMCを務めるなんて…」みたいな事をいいつつお馴染み「チョット、あがってま~す」の一言からスタート。まずオープニングは「以心電信」から細野晴臣トリビュートの「スポーツマン」と2曲続けてのプレイでのっけから私は興奮状態。
曲目を覚えてる限りではスケッチショウから『Mars』『Chronograph』『Flakes』『Fly Me To The River』『Turn Turn』、教授ソロ曲からは『War&Pease』など。この辺りは以前のHUMAN AUDIO SPONGEのライブと殆ど同じだが、やはりYMOからの選曲が多いのが今回の特徴だろう。そういえばMC中の幸宏氏が「3人で喋るの緊張するねぇ…教授と細野さん2人で喋った事殆ど無いでしょ?」、「教授の提案で今度YMOという食事会します、お茶する?教授」などと言って笑いを取っていたが、御三人の近年の関係性がYMO曲の演奏数にも現れている感じ。YMO曲は『以心電信』『音楽』『CUE』『RYDEEN79/07』等々。『音楽』など教授がちゃんとリードボーカルで♪~き~みは、地図帳ひろげて、音楽~♪って歌ってたし、2度目のアンコールで演奏した「CUE」では幸宏氏の代わりにドラム叩いて相変わらずサービス精神旺盛な教授らしい遊びもあって言う事なしのライブだった。
それにしても細野さんのベースはホントに渋かったなぁ~。

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2007年05月14日

「レクイエム黄金町」-彼女たちとそれからの私たち-展

八木澤高明写真展
数年前までは日本有数の売春街として有名だった黄金町。それはそれは無国籍タウンさながらだった事を私もよく憶えている。それ程多くの外国人娼婦がお客を取る為に路上に立っていたが、ここ2、3年前から警察の猛烈な取り締まりによって横浜開港時からの街の経緯と共に消し去られようとしている。そんな変わり行く黄金町にいた外国人娼婦たちの黄金町で過ごした日々と過去を写真に記録した写真家八木澤高明氏の写真展がシネマ・ジャック&ベティで催されている。
彼女たちはコロンビア、べネゼエラ、アルゼンチン、タイなど国元にいる両親に仕送りをする為に、借金を返す為、貧乏から抜け出す為など、本当にさまざまな理由で異国の地から遠路はるばる日本までやって来る。もちろん、彼女達の全てが最初から売春しに日本に来るワケではないし、良い事をしているなどと思ってしているワケでもない。その殆どが経済的理由からやも得ず娼婦となってお金を稼ぐ事を選ぶ。遊ぶ金欲しさに安易に援交する輩とは境遇も覚悟も根性も違う。
虚心に写真を眺めてみると、この写真は娼婦たちを通してその国の貧困とたくましさを語りかけてきて胸が苦しくなってくる。彼女達をいわば“買う”側に属している者としての罪悪感みたいなモノもこみ上がってくるし、一方で“しょうがない必要悪だ”(買う者がいるから売る者が出る、日本に来なければ国でもっと貧困に悩まされていたかもしれない)と思う気持ちもある。それでもやはりキッパリと割り切った答えを自分自身に出す事は出来ないし、この先もモヤモヤしたままだろう。

この写真に登場する彼女達は今はもう黄金町にはいない。強制送還されてしまった子や不幸にもHIVに感染し亡くなってしまった子もいる。それ以外の子たちもどこでどう生きているのか分からないらしいが、「幸せになってもらいたい」と写真を観ただけの私だけど、そう思わずにはいられなかった。
八木澤高明 著「黄金町マリア」
黄金町プロジェクト

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2007年05月06日

細野晴臣トリビュート・アルバム

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バラエティ豊かな細野氏の楽曲をこれまたバラエティ豊かなアーティスト達によって再び息を吹き込まれたトリビュートアルバム。
ヴァン・ダイク・パークスの「イエロー・マジック・カーニバル」なんて“ズズ~ザザズ~♪”だし、相変わらずクリーチャーズは「ハイスクール・ララバイ」でもゆらゆら揺らぎまくり。どんな唄でもドラマチックに歌いこなす畠山美由紀 + 林夕紀子 + Bophanaの「ミッドナイト・トレイン」に至ってはいう事なし、和製スリー・ディグリーズと言っていいかも。ただ…久しぶりに歌声を聴いたカヒミ・カリィはいくら集音マイクの性能が上がってるからって囁くにも程があるんじゃないかなと思うけど。

それ以外にも「北京ダック」「三時の子守唄」や「蝶々さん」などなど細野氏の名曲を新たな気分で聴く事が出来たし、映画「バベル」でも教授の「美貌の青空」を久しぶりに耳にしてなんか19日のパシフィコ横浜国立大ホールでのHUMAN AUDIO SPONGE〔高橋幸宏+坂本龍一+細野晴臣〕スペシャル・ライブに向かう気分に弾みがついた感じがする。

モダン日本の里帰り。「大正シック」

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東京都庭園美術館で開催中の「大正シック」展
ホノルル美術館所蔵の大正から昭和初期にかけての絵画・版画のコレクション(一部きもの、オブジェ含む)を公開している。
幾何学模様やハート柄いっぱいのキモノなど大胆な色使いと試みが多く、西洋モダニズムの影響を強く受けている絵画を観ても影響を受けつつ独自のアレンジに長けた日本人だけあって不思議だけど懐かしい。私自身の年齢より年代の古いモノだから懐かしいと感じるのは当たり前かもしれないが、日本画と西洋画とのバランスが絶妙なのだ。ジャープだけど、品のある線、派手だけど決してくどくならない豊かな色彩、そして日本人女性の持つ美しくきめ細かい肌とその被写体。そんな絵画群の中でも今回の展覧会の目玉だと思われる中村大三郎画の「婦女」はそれら全部を絶妙のバランスで兼ね備えた美しい作品でこれを鑑賞するだけでも今展覧会に行く価値はあった。

2007年05月05日

幸せなひととき

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シエスタ中の見知らぬ女性。

うつ伏せでしかも靴も脱がずに熟睡の様子。気持ち分かるよ、間違いなく夢など見ていないだろう。それくらい心地よい午後だ。


2007年05月03日

ポニータクシー

PONY TAXI
ポーカーフェイス横浜赤レンガ店で開催中のOLIVER PEOPLES FAIRを覗きに行く途中、偶然出くわしたポニータクシー。
ベロタクシーや人力車は良く見掛けるけどポニータクシーを見たのは初めてだ。良いねぇ、ちょっと乗ってみたいかも。
実は自転車に乗ろうと思いついた時、乗馬クラブに通うか自転車に乗るかちょっと悩んでとりあえずは身近な自転車にしたのだが、出くわしたポニーを眺めていたら、やっぱり乗馬もそう遠くないうちに始めたいなぁ~とフツフツとした気持ちが湧き上がってきた。

単純だな…俺。

映画「バベル (Babel)」 …ネタバレあるかも

BABEL
このタイトルの“バベル”とは旧約聖書の「創世記」に出てくる名で、天(神)まで届きそうな塔を建てようとした人間の傲慢さが神の怒りに触れてしまい塔は破壊され、人間がこの様に傲慢になったのは人類が殖えすぎた為だと考えた神は(この時はまだ人類は一言語の統一された人類だった)人類を多言語他民族に分裂させるといった試練を人類に与えた。という簡単に言えばそういうお話なのだけど、この映画「バベル」は、まさにそのバベルの塔のお話が背景にあるので、このあたりの知識があるかないかで映画の理解度が全然違ってくる。
アメリカ、メキシコ、東京、モロッコを舞台にほんの些細な行為が予測不能な災難を引き起こしていくのだが、同じ人間でありながら、悲しい程に歯車がかみ合わない人間の愚かさとその愚かさがもたらす結果というものに想いが足らないもどかしさが、演技巧者の出演者達によって見事に表現されていてる。てらった感じが微塵もなく、ドキュメント的な手法を駆使しながら場面場面のテンションを統一しストーリーテーリングさせていく監督の手腕と編集レベルの高さは感動的でアレハンドロ=ゴンサレス・イニャリトゥやはり恐るべし。
アカデミー助演女優賞にノミネートされた菊地凛子は評判通りの存在感で、あれは彼女の演技の素晴らしさを観たというよりは彼女のド根性を魅せつけられたといった感じ。評価された理由が良く分かる。
ちょっとミーハーな感想を付け加えると個人的にファンであるケイト・ブランシェットが存在感では菊地凛子に及ばないものの、実力の高さを存分に発揮していたのが嬉しかった。美しさも演技力も相変わらずピカイチ。

この作品を観たから改めて思うワケではないけど、周辺の人との繋がり方をいま一度立ち止まって見つめ直してみるのも良いかも知れない。それで何かが変わるワケではないけど、今まで見えてなかった他者の横顔が見えてくるかもしれないから。

2007年05月01日

スイーツビール

スイーツビール
沖縄県伊平屋島の黒糖を使用した黒ビール「黒糖スイートスタウト」(左)と、バニラビーンズで香りをつけた黒ビール「スイートバニラスタウト」(右)
なんでもサンクトガーレンという地ビール製造メーカーがバレンタイン時期に発売したチョコレート風味のビールが1日半で2万本を完売したのを受けて発売を決めたものらしい。
個人的にはスイーツかなぁ?という感じ。これならむしろもっと黒糖の深みやバニラの甘さを強く効かせてスイーツっぽさを際立たせた方が良いのではないかと思う。私なら黒ビールは普通に飲みたいと思うから、逆に後味が邪魔に感じてしまう。まぁ、特別ビール党ではないし、黒ビールにウルサイ訳ではないからそう思うのかもしれないけど、“この程度のやり過ぎてない位が丁度いい”という事なのかも。