2006年11月24日

ベルギー王立美術館展とダリ回顧展

地獄の門
ベルギー王立美術館の“顔”ともいうべき「イカロスの墜落」がやってくると言うので、その「イカロスの墜落」とマグリットの「光の帝国」が鑑賞出来ればいいかなと思っていたが、色々観て見るととても興味深い作品が多い。決して派手な作品や作家勢揃いというワケではないがその時代時代に見る社会風俗などがとても上手く、そしてユニークに描かれているものが多く常にヨーロッパにあってイギリスやフランス、ドイツなどの大国に挟まれて生きてきたベルギーのベルジャン気質とでもいうべきクールな感性が感じ取れるようだ。
ベルギー王立美術館展猿の宴光の帝国
ベルギー王立美術館展

ダリ回顧展ポルト・リガトの風景お疲れちゃん
そして各所で不満を耳にするダリの回顧展。スルーのつもりだったが、やはりダリ好きがだまって素通りする事など出来ない、と思い直し結局覗いた。
混雑はリサーチ済みだったので、以前と重複している作品や「アンダルシアの犬」などはサッサとスルーし流し観してしまった。「何故、覗いちゃったんだろう?状態」。それにしてもあれは鑑賞なんて出来るような環境ではない。もう、カラスの行水だ。ダリを初めて真近で観ようなんて人には気の毒だし、ダリ好きにとってはストレスが溜まるばかりで、“回顧展”といえば聞こえがいいが…。もう少し観覧に対する配慮というものを考えてもらいたかった。新宿三越の美術館でやったダリ展の方が良かった。

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